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Serhentine

司馬江漢が天明年間(1781-1789)に制作した風景銅版画のひとつ。1776年ロンドンで刊行された『新編英国名勝記』に「ストウ庭園内のサーペンタイン河と人造洞窟」という、本図と類似する挿絵があることが、最近の研究で指摘されています。つまりここに描かれているのは、ロンドン郊外にあるテンプル伯爵家の庭園風景で、この表題は「Serpentine」が正しいということになります。

【江戸の絵画】
名称 Serhentine さーへんたいん
作者名 司馬江漢 しばこうかん (1747-1818)
時代 江戸時代、天明年間中期/1781年~1789年
材質 銅版筆彩
サイズ 27.6×40.7
員数 1面
その他の情報 反射式眼鏡絵 落款「司馬江漢畫」

来歴:池長孟→1951市立神戸美術館→1965市立南蛮美術館→1982神戸市立博物館

参考文献:
指定区分
分野 銅版画