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日本図・中国図

寺島良安は大坂の医師ですが、中国の『三才図会』を基にした『和漢三才図会』を作り、その中で中国と日本の詳細な地誌的記述を図入りで展開しています。本図はそれらをまとめたものでしょう。日本図は緯度を記し、朱線の海陸交通路や城下町などの地名、名所旧跡や寺社、由緒などが豊富に書かれます。中国図も、その土地に関する記述が多くみられます。

【古地図】
名称 日本図・中国図 にほんず ちゅうごくず
作者名 寺島良安 てらじまりょうあん (1654-)
時代 江戸時代、享保12年/1727年
材質 手書手彩
サイズ 日本図180.2×265.0 中国図166.2×260.0 
員数 2巻
その他の情報

来歴:1981神戸市

参考文献:
・神戸市立博物館編『古地図セレクション』 2000
指定区分
分野 絵図・地図