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南瞻部洲図

日本人の伝統的世界観は、仏教の教義に基づいた三国(日本・中国・インド)世界観で、それを地図に表現したものが仏教系世界図です。インドと中国、西域地方を卵形の大陸「南瞻部洲」の中に描き、その外側に日本や諸島を配しています。さらに、オランダなどの西洋諸国を南瞻部洲のなかに位置づけており、新しい知識を自己の世界図に位置づけています。


【古地図】
名称 南瞻部洲図 なんせんぶしゅうず
作者名 不明 
時代 江戸時代、宝永頃/1704年~1711年
材質 手書手彩
サイズ 150.8×155.5
員数 1幅
その他の情報 南波松太郎コレクション

来歴:南波松太郎→1983神戸市立博物館

参考文献:
指定区分
分野 絵図・地図