沿海地図
北海道の根室から名古屋までの東日本図。伊能忠敬の全国測量は、ロシアの南下に備えるためにまず北海道から始められました。そして東日本全体の測量が完成した時点でこの地図を作成し、文化元年に幕府に提出しました。幕府は地図の出来に満足し、さらに西日本の測量を続けるよう命じました。
【古地図】
【古地図】
名称 | 沿海地図 えんかいちず |
作者名 | 日官吉田勇太郎源秀賢謹誌 伊能勘解由謹図 |
時代 | 江戸時代、文化元年/1804年 |
材質 | 手書手彩 |
サイズ | 215.1×254.4 |
員数 | 1鋪 |
その他の情報 | 南波松太郎コレクション 来歴:南波松太郎→1983神戸市立博物館 参考文献: ・神戸市立博物館『まじわる文化 つなぐ歴史 むすぶ美―神戸市立博物館名品撰―』図録 2019 ・赤木康司「『伊能図』に関する若干の考察」(『神戸市立博物館研究紀要』第10号) 1993 |
指定区分 | |
分野 | 絵図・地図 |