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日本鳥瞰図

鳥瞰図の手法と、日本図が結びついたのは、おそらく江戸時代後期。浮世絵師北尾政美(鍬形蕙斎)の日本絵図がその火付け役を果たしたと思われます。その背景には、地理書や地図などの刊行によって日本各地の地理的情報が一般に広まるようになってきたことがあげられるでしょう。

本図は地名表記も非常に豊富であり、朱線で街道を記し、城郭や日本近海に浮かぶ帆船を絵画風に描いています。


【古地図】
名称 日本鳥瞰図 にほんちょうかんず
作者名 不明 
時代 江戸時代後期/19世紀
材質 手書手彩
サイズ 67.0×213.4
員数 1隻
その他の情報 南波松太郎コレクション

来歴:南波松太郎→1983神戸市立博物館

参考文献:
指定区分
分野 絵図・地図