木曽路名所一覧
膨大な数の錦絵を手がける一方、葛飾北斎には地図作者としての側面もありました。少なくとも4種類の鳥瞰図、「東海道名所一覧」「唐土名所の絵」「総房海陸勝景奇覧」そしてこの「木曽路名所一覧」が確認されます。起点である江戸は左下隅に位置し、街道は、実際の地理的状況を全く無視した形で複雑な屈曲を繰り返して、終点である京都に向かいます。
【古地図】【江戸の絵画】
【古地図】【江戸の絵画】
名称 | 木曽路名所一覧 きそじめいしょいちらん |
作者名 | 葛飾北斎 かつしかほくさい (1760-1849) |
時代 | 江戸時代、文政2年/1819年 |
材質 | 大広奉書全判、紙本木版色摺 |
サイズ | 41.9×56.5 |
員数 | 1舗 |
その他の情報 | 南波松太郎コレクション 来歴:南波松太郎→1983神戸市立博物館 参考文献: ・国木田明子「館蔵古地図の袋について-書林情報を中心に袋からわかる事-」(『神戸市立博物館研究紀要』第26号) 2010 |
指定区分 | |
分野 | 絵図・地図 |