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海東諸国記

朝鮮成宗2年(文明3年、1471)、王命により申叔舟が、海東諸国(日本と琉球)の国情および通交の沿革を記し、使人の接待に関する規定を収録した書。本書には最古版の地図である日本図・琉球図などが収められ、大きく描かれている兵庫の港には「自此至国都十八里 兵庫浦 築島」との註記があります。当時、日明貿易の舞台となっていた兵庫が、朝鮮においても重要港として認識されていたことがわかります。

【中世の神戸】
名称 海東諸国記 かいとうしょこくき
作者名 原本:申叔舟 
時代 江戸時代、元禄2年/1689年
材質 紙本墨書
サイズ 26.3×19.3
員数 5冊
その他の情報 奥書「日東元禄二年己巳上已日 洛陽伊藤長胤原蔵 諱校」

来歴:1983神戸市立博物館

参考文献:
指定区分
分野 文書・書籍