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研究紀要

研究紀要:第6号(1989年)

執筆者 論題 要旨
喜谷美宣 市街地に消えた古墳 I -念仏山古墳- かつて神戸市の長田区に存在したとされる念仏山古墳について、その存在していた地点の特定を様々なデータを元に行い、古墳の規模が全長約200mの前方後円墳であろうと推定している。また、かつて念仏山古墳から出土したとされる鰭付円筒埴輪を手がかりに、年代決定を目的としながら、全国的な集成を行っている。埴輪に関する古墳の論評を加えながら、対比を元に4世紀後半に位置づけている。