考古・歴史
戦を描く 2021年5月25日(火曜) ~ 2021年7月4日(日曜)
日本の歴史上「中世」と呼ばれる12世紀後半から16世紀後半には、各地で武士が活躍し、多くの戦が行われました。日本の歴史上転機となった源平合戦や南北朝内乱の戦場の一つ、 神戸も例外ではありません。 戦における武士の活躍は文学作品や絵画、絵図などの題材となりました。描かれた戦の様子や武士の姿は、祖先の顕彰や、娯楽、両品や観光のPRといった様々な目的のもと消費され、人々の間で定着していきました。 本展示では、神戸を舞台とした戦がどのように伝えられ、人々に認知されてきたかを紹介します。
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兵庫合戦遠矢之図
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瓦せんべい焼印
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摂州鼻熊合戦図
展示作品リスト
- 『源平盛衰記図会』 秋里籬島輯録 寛政12年(1800) 紙本木版墨摺 1冊(6冊のうち) 当館蔵
- 『武勇魁図会』 渓斎英泉 弘化年間(1844-48) 紙本木版墨摺 1冊 当館蔵
- 敦盛と直実(無題) 鈴木春信 明和年間(1764-72) 紙本木版色摺 1枚 当館蔵
- 兵庫合戦遠矢之図 歌川芳虎 万延元年(1860)紙本木版色摺 3枚続 当館蔵
- 菊水煎餅本家引札 尾竹国一 明治37年(1904) 紙本石版色摺 1点 当館蔵
- 瓦せんべい焼印 大正時代ごろ 金属、木 1点 当館蔵
- 摂州鼻熊合戦図 江戸時代初期 紙本著色 1点 当館蔵
- 摂州有馬郡蒲公英軍記 桶屋六兵衛写 嘉永2年(1849) 紙本墨書 1冊 当館蔵