考古・歴史
秀吉文書の移り変わり 2024年12月24日(火曜) ~ 2025年2月16日(日曜)
天下人・太閤さんとして知られる、豊臣秀吉(1537-98)。彼が生涯に発給した文書の数は、日本史上随一を誇ります。それらを読み解き、分析することで、彼の出世や天下取りまでの道のり、人となりや周囲との人間関係などがうかがえます。そんな秀吉文書は、神戸に関係するものを中心に、当館にも所蔵されています。本展示ではそれらを展観し、形態や書き方の移り変わりに注目して、秀吉の生涯に迫ります。
また、古文書は「読めなくて難しい」と思われがちですが、日本中世史の研究において、もっとも重要といっても過言ではありません。本展示では、文字以外の要素にも注目し、そこから読み取れる書き手の考えなども紹介します。古文書を読み解く楽しさに触れてみてください。
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羽柴筑前守秀吉書状案 天正10年(1582)
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豊臣秀吉朱印状 天正16年(1588)
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豊臣秀吉朱印状 天正20年(1592)
展示作品リスト
- 羽柴秀吉判物 天正7年(1579) 道場町自治会蔵
- 羽柴秀吉制札 天正8年(1580) 淡河本町自治会蔵
- 羽柴筑前守秀吉書状案 天正10年(1582) 当館蔵
- 豊臣秀吉朱印状 天正13年(1585) 当館蔵
- 豊臣秀吉朱印状 天正16年(1588) 当館蔵
- 豊臣秀吉朱印状 天正20年(1592) 当館蔵
- 豊臣秀吉朱印状 織豊期、16世紀後期 太山寺蔵