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考古・歴史

道中絵巻でみる神戸 2025年9月20日(土曜) ~ 2025年11月24日(月曜)

江戸時代、人々が旅行を楽しむようになり、道中の地名や名所を記した道中絵巻が作られるようになりました。道中絵巻は、制作年や作者名が記されていないものが多いですが、描かれた情景や、付箋などの情報から景観年代を絞り込むことが可能です。また、それらを見比べていくと、時代による変化を楽しむこともできます。
当時の神戸市域においては、兵庫津ひょうごのつが日本有数の港町として繁栄し、西国街道の宿場町でもあったことから、多くの人々や物資の往来がありました。海道と街道の交差点として、往来の人々の興味・関心を集めたこともあり、市域の様子が数々の道中絵巻に描かれました。本展示では当館所蔵の道中絵巻の数々から、かつての神戸の情景をたどります。

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    西国街道絵巻

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    尼崎から明石まで道中図絵巻

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    東海道西海道南海道絵図

展示作品リスト

  • 尼崎より明石まで道中図 江戸時代、19世紀 紙本著色 1巻
  • 西国街道絵巻 江戸時代、17世紀 紙本著色 1巻
  • 江戸より長崎まで道中図 元禄15年(1702)頃 紙本著色 1巻(2巻のうち)
  • 尼崎から明石まで道中図絵巻 江戸時代、18世紀 紙本著色 1巻
  • 東海道西海道南海道絵図 江戸時代、18世紀 紙本著色 1巻
  • 江戸より長崎道中図 宝暦12年(1762)頃 紙本著色 1巻