考古・歴史
失われた古墳と救われた考古資料～遺跡保存運動の足跡～ 2022年2月5日（土曜） ～ 2022年3月27日（日曜）
文化財保護体制が未整備であった昭和30年代前半に、行政機関が引き起こした古墳の破壊行為が大きな社会問題となりました。こうした古墳の破壊行為に対して、厳然と立ち向かった在野の若き考古学者たちの遺跡保存運動の足跡についてたどります。
過酷であった当時の発掘調査の実情から、効率よく調査を進め、記録を保存していくために新たに考案された発掘技術は50年以上を経過しても現役です。また、遺跡から救出され、保存された資料群からは、記録保存に懸けた情熱の高まりがうかがえます。
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焼山古墳群出土の埴輪
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焼山古墳群出土の土師器・須恵器
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焼山古墳群出土の鉄鏃
展示作品リスト
- 三田市内神古墳群 須恵器（坏蓋、坏身、蓋ほか） 11点 古墳時代後期（6世紀初頭～7世紀前半） 当館蔵（赤松コレクション）
- 三木市高木古墳群 須恵器（坏蓋、坏身） 8点 古墳時代後期（5世紀末葉～6世紀初頭） 当館蔵（赤松コレクション）
- 三木市高木古墳群 須恵器（器台片） 2点 古墳時代後期（5世紀末葉～6世紀初頭） 当館蔵（赤松コレクション）
- 三木市高木古墳群 青銅鏡片 1点 古墳時代後期（5世紀末葉～6世紀初頭） 当館蔵（赤松コレクション）
- 三木市高木古墳群 ガラス小玉、滑石製臼玉 21点 古墳時代後期（5世紀末葉～6世紀初頭） 当館蔵（赤松コレクション）
- 小野市焼山古墳群 須恵器（坏蓋、坏身） 11点 古墳時代後期（6世紀初頭～前葉） 当館蔵（赤松コレクション）
- 小野市焼山古墳群 円筒埴輪 4点 古墳時代後期（6世紀初頭～前葉） 当館蔵（赤松コレクション）
- 小野市焼山古墳群 須恵器（坏蓋、坏身、壺、鉢）、土師器埦 24点 古墳時代後期（6世紀前葉～中葉） 当館蔵（赤松コレクション）
- 小野市焼山古墳群 鉄製品（鉄鏃ほか） 11点 古墳時代後期（6世紀前葉～中葉） 当館蔵（赤松コレクション）
- 三木市高木古墳群 須恵器（坏蓋、坏身、台付鉢） 8点 古墳時代後期（6世紀中葉） 当館蔵（赤松コレクション）
- 小野市焼山古墳群 須恵器（坏蓋、坏身、壺、提瓶） 45点 古墳時代後期（6世紀後葉～7世紀初頭） 当館蔵（赤松コレクション）
