考古・歴史
はにわの世界 2022年7月16日(土曜) ~ 2022年8月21日(日曜)
権力者の墓である古墳には、墳丘上や埋葬施設を囲って、円筒形の埴輪が立て並べられました。隙間なく立て並べられた円筒埴輪列には、死者の眠る場と外界との遮断や、古墳をより立派にみせることを目的とした、などの諸説があります。 当初は円筒形や壺形などであった埴輪は、時代が新しくなるに従い、人物や動物、器物や武具など様々な形象埴輪がつくられるようになりました。今回の展示では、館蔵品から古墳時代の埴輪の移り変わりをご紹介します。
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馬形埴輪
展示作品リスト
- 鰭付円筒埴輪 古墳時代前期 4世紀後半 垂水区五色塚古墳出土 当館蔵
- 形象埴輪 古墳時代中期 5世紀 当館蔵
- 円筒埴輪 古墳時代後期 6世紀 当館蔵
- 形象埴輪 古墳時代後期 6世紀 当館蔵
- 馬形埴輪 古墳時代後期 6世紀 伝茨城県出土 当館蔵