びいどろ・ぎやまん・ガラス
ビミョかわっ!微妙にかわいい動物・ガラス工芸品 2023年5月9日(火曜) ~ 2023年6月25日(日曜)
ネコ、トラ、パンダ…この展示では、さまざまな動物、生き物のかたちをしたガラスを紹介します。
よくみるとホンモノの動物に似ている作品はおおくありません。そっくりそのままにつくるのではなく、どこかキャラクター化されているのです。作った人が注目した動物の特徴は、目や口などの部分、あるいはポーズ、つまり“かたち”そのものによく表れているのではないでしょうか。かわいいものもあるし、よくみるとビミョーだなと感じるところがあるのかもしれません。でも、それらはすべて作品がもつ魅力の一つになっているのではないでしょうか。
今回、動物、生き物の「ビミョかわ」ポイントを添えて、解説をつくってみました。でも、作品に惹かれるところはきっと人それぞれ。みなさんも「ビミョかわ」なガラス器のお気に入りポイントをみつけてください!
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型吹き招き猫形ガラス瓶
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切子金赤色被せ鯛形ガラス皿
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銅赤色被せ浮彫り猿桃図板ガラス入り屏風
展示作品リスト
- 型吹き招き猫形ガラス瓶 昭和時代前期(1926-45) 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 型吹き竹に虎文蓋付きガラス瓶 明治時代後期~昭和時代前期(1897-1945) 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 切子金赤色被せ鯛形ガラス皿 大正時代~昭和時代前期(1912-45) 1枚 当館蔵
- 銅赤色被せ浮彫り猿桃図板ガラス入り屏風 中国・清時代、19世紀 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 型吹き金魚形ゼリー型 大正時代~昭和時代前期(1912-45) 5点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- ライオン形ガラス文鎮 「TAIYŌ」銘 大正時代~昭和時代前期(1912-45) 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- ガラス風船型 大正時代~昭和時代前期(1912-45) 60本のうち5本 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- パンダ形ガラス置物 昭和56年(1981)頃 6点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- プレス鹿に紅葉文ガラス皿 明治時代中期~大正時代(1889-1925) 1枚 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)