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びいどろ・ぎやまん・ガラス

びいどろ・ぎやまんで宴 2024年6月22日(土曜) ~ 2024年8月25日(日曜)

親しい友人と食事をしたり、友人とお酒を飲みながらたわいもない会話を交わしたりする》...「宴(えん・うたげ)」という言葉には楽しいイメージがあります。そんな場に花を添えたのが、食べ物や飲み物を盛るための「器」です。光を透過する涼やかなガラスの器もその一つだったのでしょう。
長崎貿易を通じてもたらされた輸入ギヤマン、酒を飲み干すまで下に置けない可盃べくはい、10点、20点とセットで伝来する皿や向付など...宴席で使用されたであろうガラス器は様々です。中にはガラス器と一緒に伝わる収納箱の墨書や画帳などの記録が残っていることもあり、それらの情報は当時の賑わいを今に伝えてくれます。
みなさんもぜひ、「注がれた酒の味は?」「どんな料理を盛りつけよう?」などと想いを巡らしながら、興に耽ってみませんか?

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    金彩栓付ガラス瓶・脚付ガラス杯揃い

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    弦朝顔ガラス盃

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    盃洗

展示作品リスト

  • 金彩栓付ガラス瓶・脚付ガラス杯揃い 中部ヨーロッパ製 19世紀前半 20点一式 当館蔵
  • グラヴュール洋文字に花卉文脚付ガラス杯 オランダ製 弘化3年(1846)箱書き 1点 当館蔵
  • 金彩ガラス杯・栓付ガラス瓶・ガラス皿揃 中部ヨーロッパ製 19世紀前半 4点一式 当館蔵
  • 弦朝顔ガラス盃 日本製 江戸時代(1772~1844) 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 弦朝顔ガラス盃 日本製 江戸時代(1772~1844) 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • ガラス串珠杯 日本製 文化元年(1804)以降 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 盃洗 日本製 江戸時代(1711-81) 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 酒盃車 日本製 江戸時代、18~19世紀 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 型吹き竹文黄色筒形ガラス向付 日本製 宝暦元年(1751)箱書き 10口 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 手彫り切子小判形ガラス小皿 日本製 安政6年(1859)箱書き 9枚 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)