考古・歴史
古墳時代の造形 2020年10月3日（土曜） ～ 2020年11月23日（月曜）
3世紀中頃（250年頃）、銅鐸などの青銅器を使って、農耕に関連したマツリが行われた弥生時代が終わり、権力をもち、人々をまとめた王（オウ）が各地で生まれた古墳時代を迎えます。日本独自の形を採用した「前方後円墳」と呼ばれる大きな墓が築かれた時代です。古墳の大きさは、葬られたオウの権力の強さを示すものと考えられています。オウが眠る棺の内外に供えられた豪華な品々は、オウの死後を飾り、死後の世界でのくらしを守るとされています。今回の展示では、このようなオウの死後を装った威信財を主とする古墳時代の造形の数々を紹介します。
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馬形埴輪
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須恵器装飾付脚付壺
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須恵器装飾付脚付壺（部分）
展示作品リスト
- 出土地不詳 画文帯環状乳神獣鏡 青銅 1点 古墳時代前期 当館蔵
- 出土地不詳 半円方形帯対置式六神四獣鏡 青銅 1点 古墳時代前期 当館蔵
- 出土地不詳 半円方形帯六獣鏡 青銅 1点 古墳時代前期 当館蔵
- 出土地不詳 仿製環状乳神獣鏡 青銅 1点 古墳時代前期 当館蔵
- 出土地不詳 珠文鏡 青銅 1点 古墳時代前期 当館蔵
- 東求女塚古墳出土 三角縁唐草文帯四神四獣鏡（複製） 青銅 1点 原品：古墳時代前期 当館蔵
- 東求女塚古墳出土 車輪石（複製） 碧玉 1点 原品：古墳時代前期 当館蔵
- 出土地不詳 車輪石 碧玉 1点 古墳時代前期 当館蔵
- ヘボソ塚古墳出土 石釧（複製） 碧玉 1点 原品：古墳時代前期 当館蔵
- 出土地不詳 ガラス玉 ガラス 1連 年代不明 当館蔵
- 出土地不詳 金銅装頭椎太刀 1点 古墳時代後期 当館蔵
- 文堂古墳出土 金銅装頭椎太刀（複製） 1点 原品：古墳時代後期 当館蔵
- 出土地不詳 金銅装単竜環頭太刀（柄頭） 1点 古墳時代後期 当館蔵
- 伝茨城県出土 馬形埴輪 1点 古墳時代後期 当館蔵
- 姫路市志吹1号墳出土 須恵器装飾付脚付壺 1点 古墳時代後期 当館蔵
- 出土地不詳（模造品か） 須恵器脚付有蓋装飾付壺 1点 古墳時代後期か 当館蔵
- 出土地不詳 須恵器脚付有蓋装飾付壺 1点 古墳時代後期 当館蔵
