古地図
西洋古版図Ⅰ 2021年4月3日(土曜) ~ 2021年5月23日(日曜)
ヨーロッパで15世紀後半からはじまった大航海時代は、地図に大きな変化を与えました。それまで、地図の多くは、伝説や伝聞、自らの世界観などによって描かれてきました。しかし、探検家たちによってもたらされた新しい情報が地図の空白を埋め、今日の私たちに見慣れた世界の姿が描かれるようになります。16~19世紀にヨーロッパで製作された地図(西洋古版図)は、地図に描かれる世界がどのように変遷したのかを示しています。
当館が所蔵する西洋古版図は、当館の基本テーマである「国際文化交流―東西文化の接触と変容」を語る重要な資料です。今回の展示では、コレクションの中から選りすぐりの西洋古版図を紹介します。
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世界図
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日本図
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ライオンマップ
展示作品リスト
- 世界図 アブラハム・オルテリウス 1587年 当館蔵
- 世界図 ペトルス・プランシウス 1594年 当館蔵
- 世界図 ゲラルト・メルカトル 1605年 当館蔵
- 太平洋図 アブラハム・オルテリウス 1589年 当館蔵
- 東インド諸島図 アブラハム・オルテリウス 1570年 当館蔵
- アジア図 アブラハム・オルテリウス 1570年 当館蔵
- 中国図 ルドヴィコ・ジョルジオ 1584年 当館蔵
- 日本図 ルイス・テイセラ 1595年 当館蔵
- 日本図 フィリップ・ブリエ 1650年 当館蔵
- ヨーロッパ王政地図 ハインリッヒ・ビュンティング 1548年 当館蔵
- ライオンマップ ペトリュス・カエリウス 1617年 当館蔵