びいどろ・ぎやまん・ガラス
彩(いろどり)のびいどろ 2021年4月3日(土曜) ~ 2021年5月30日(日曜)
光を透過し、美しい輝きを放つガラスは、金属を混ぜることで様々な色に発色します。日本で本格的にガラスの製造がはじまる江戸時代においても、酸化コバルト、酸化鉄、酸化銅などを混ぜてガラスを発色させていたことが文献資料などからわかっています。
特集展示では、江戸時代につくられた“びいどろ”を紹介するとともに、鮮やかな色に注目します。同じ色のガラスでも原料を調合する際に差が生じ、作品によって微妙に色味が異なっています。様々な表情をみせる“びいどろ”の彩に親しむとともに、ぜひお気に入りの色をみつけてください。
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色替わり型吹き菊形ガラス碗
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フラスコ形緑色ガラス徳利
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紅流しガラス瓶
展示作品リスト
- 型吹き色替わり菊形ガラス小皿 江戸時代(1772-1844) 10点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 型吹き牡丹唐草文ガラス碗 江戸時代(1711-81) 1口 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- フラスコ形ガラス燗瓶 江戸時代(1772-1844) 1口 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 緑色フラスコ形ガラス徳利 江戸時代(1772-1844) 1本 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 型吹き小菊文緑色ガラス向付 江戸時代(1711-81) 1口 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 緑色ガラス振出 江戸時代(1772-1844) 1本 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 藍色ガラス脚付杯 江戸時代(1772-1844) 1口 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 藍色蓋付ガラス茶壺 江戸時代(1772-1844) 1合 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- ぎやまん彫り金魚藻文藍色ガラス卦算 江戸時代(1772-1844) 1本 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 型吹き算木文角形黄色ガラス徳利 江戸時代(1772-1844) 1本 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 型吹き黄色菊形ガラス猪口 江戸時代(1772-1844) 1対2点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 型吹き鮑形ガラス皿 江戸時代(1711-81) 1枚 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 蒔絵鯉に滝水文赤紫色ガラス徳利 江戸時代(1711-81) 1本 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 型吹き紫色十角ガラス鉢 江戸時代(1772-1844) 1口 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 弁柄色ガラス徳利 江戸時代(1772-1844) 1本 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
- 紅流しガラス瓶 明治時代前期(1868-78) 1口 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)